玄関前で、鍵をバッグから取り出すのに手間取ったことががありませんか?
いつもと違うポケットに入れていて、見つからないことがたまに…(;’∀’)
- バッグの中の鍵を探すのが大変
- 子供を抱えていたり、荷物を持っていると開錠しづらい
- 鍵の閉め忘れが心配
手動錠を使っていて、このように感じたことがある方にはスマートキーがおすすめです!
採用してよかった設備としても良く挙げられていますよね。
- スマートキーを採用するか迷っている方
- どのスマートキーを採用するか迷っている方
- LIXILとYKK APのスマートキーの違いを知りたい方
この記事では、LIXILとYKK APのスマートキーについて紹介します。
我が家では、ショールームでどちらも試した結果、LIXILを選びました!
選んだ理由や、各メーカーの特徴について書いていきます。
比較した商品
今回比較した商品はこちら!
LIXIL ハンズフリータイプ
ドアハンドルのボタンを押すだけで開錠できるタッチモードと、ドアに近づくだけで開錠するノータッチモードがあり、切替ができます。
【価格】
ジエスタ2の場合:ドア(手動錠)+130,000円~
YKK AP ポケットキー
ドアハンドルのボタンを押すか、タグキーをハンドルに近づけるだけで開錠できます。
【価格】
ヴェナートD30の場合:ドア(手動錠)+112,000円~
ドア(ピタットキー)+57,000円
ヴェナートD30はピタットキー(タグキーをドアに近づけて開けるやつ)が標準装備!手動錠にすると55,000~75,000円の減額です。
YKK APにもノータッチで開錠できる「顔認証キー」がありますが、手動錠+202,000円~とお高めなので比較対象外としました。
使い方比較
2つの商品の使い方を比較していきます。
なお、サムターンを回す作業以外は、どちらの商品もリモコンキーを携帯している必要があります。
家に入るとき
家に帰ってきて、鍵を開けたいときは・・・
LIXIL | YKK AP |
---|---|
ドアハンドルのボタンを押す ドアに近づく | ドアハンドルのボタンを押す タグキーをドアハンドルに近づける |
LIXILは、ドアに近づくだけで自動で開錠します!
最初は、「どうせドアを開けるときにハンドルを持つし、そこまでメリットないかな」と思っていました。
しかし、ドアノブを触ってからドアを開けるまでの時間が全然違います!
LIXILは、ドアノブを触るころには鍵が開いているのに対し、YKK APは、ドアノブを触った後に開錠し始めます。
効率厨には断然LIXILがおすすめです!
家に入ったあと
家の中に入って、鍵を閉めたいときは・・・
LIXIL | YKK AP |
---|---|
ドアのボタンを押す リモコンの閉ボタンを押す オートロック | 上のサムターンを回す リモコンの閉ボタンを押す オートロック(条件あり) |
LIXILは、ドアの内側にもボタンが付いていて、押すと閉錠します。
YKK APは、上下のサムターンが連動していて、上だけ回せば閉まります。
オートロックは勝手に閉まるので、閉め忘れを防げます!
ただし、YKK APはタグキー/リモコンキー/スマホアプリで開錠した場合に限ります。
ドアハンドルのボタンを押して開錠した場合は、自分で閉める必要があります。
こちらもLIXILが優勢!
家から出るとき
外出するために、鍵を開けたいときは・・・
LIXIL | YKK AP |
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ドアのボタンを押す リモコンの開ボタンを押す ドアに近づく | 上のサムターンを回す リモコンの開ボタンを押す |
この場合も、LIXILはドアに近づくだけで開錠します。
靴を履いてドアハンドルに触れる頃には、鍵が開いているのでノーストレスです!
鍵が勝手に開閉するのが嫌という方は、機能をOFFにすることもできます。
家から出たあと
家の外に出た後に、鍵を閉めたいときは・・・
LIXIL | YKK AP |
---|---|
ドアのボタンを押す リモコンの閉ボタンを押す オートロック | ドアのボタンを押す リモコンの閉ボタンを押す オートロック(条件あり) |
家に入った後と同じです。
どちらもオートロック機能がありますが、YKK APはタグキー/リモコンキー/スマホアプリで開錠した場合のみです。
開錠速度
開閉の楽さだけ見ると、LIXILの圧勝ではないでしょうか。
ただ、LIXILのすごさはこれだけではありません。
私がLIXILのスマートキーを選んだ最大の理由が「開錠の速度」です!
LIXILの開錠速度
YKK APの開錠速度
LIXILが、「カチャッカチャッ」とリズムよく上下のサムターンが回るのに対し、
YKK APは、「カチャ…カチャ」と上下の時間差が大きい気がしませんか?
両方のショールームに行って、どちらも試しましたが圧倒的にLIXILの方が開閉がスムーズでした。
注意すべき点
ここまで書いてきたように、スマートキーは非常に便利ですが、
選ぶ際にいくつか注意していただきたい点があります。
ドアの電源(電気式/電池式)
スマートキーには電源が必要ですが、「電気式(AC100V)」と「電池式」の2種類あります。
それぞれメリットとデメリットがありますが、私は「電気式(AC100V)」をおすすめします!
電気式(AC100V) | 電池式 | |
メリット | 電池交換が不要 | 停電時も使える |
デメリット | 停電時は手動キーで開閉 | 電池交換が必要 電池切れの場合、手動キーで開閉 |
電気式は停電時、電池式は電池切れの時に、スマートキーが使えなくなりますが、どちらも手動キーで開閉することが可能です。
なお、YKK APは非常用バッテリーを搭載していて、停電時も約5時間はスマートキーが使用可能です。
これは良いですね!
電池式は、停電時にも安心して使えるのはメリットですが、電池交換がちょっと面倒ですね…。
切れる前に余裕をもってお知らせしてくれますが、単3電池8本が必要です。
我が家は、電池切れを気にせず使える電気式を選んだよ!
リモコンキーの種類
スマートキーを採用する場合、リモコンキーの種類にも注意が必要です。
停電時や電池切れがあると、手動キーを使う必要があると説明しましたね。
いつ使う場面が来るかわからないので、手動キーは常に持ち歩いておくことを推奨します!
LIXILのリモコンキーは2種類あります。
「キー付リモコンタイプ」は、リモコンキーにカギが内蔵されているため常に手動キーを持ち歩くことができます。
しかし、「リモコンタイプ」だと、リモコンキーとカギが別なので、どちらも持ち歩く必要があります。
YKK APは、標準でリモコンキーに手動キーが内蔵されているため、注意することはありません。
カギが内蔵されているタイプのリモコンキーを選ぼう!
まとめ
今回は、玄関ドアのタッチキーを比較してみました。
キーの性能・使いやすさだけで言うなら、私は断然LIXILがおすすめです!
もちろん、ドアのデザインや性能など選ぶ基準はたくさんありますので、ドア選びの基準の1つとして参考にしていただければと思います!
各タッチキーの詳細はカタログをご覧ください。
YouTubeでも我が家を紹介しているので、是非ご覧ください。