この記事では、着工前の地縄立ち合いと近隣挨拶の体験を記録しています。
当日の流れや、地鎮祭をやらなかった理由についても綴っていますので、良ければ参考にしてください。
地鎮祭をやらない理由
みなさんは、地鎮祭やりますか?
地鎮祭は、神主さんを招いて、その土地の神様に工事の安全を祈願する儀式です。
最近はやらない方も増えているようで、
HMの営業さんに聞くと、やる方が6割、やらない方が4割と仰っていました。
そして、我が家は地鎮祭をやりませんでした。
理由は、節約です。
これに尽きる。
地鎮祭にかかるお金は3~5万円と言われています。
工事に従事していただくみなさんの安全を祈願するという意味で捉えると、やったほうが良いかなとも考えました。
しかし、地鎮祭の時期は、契約後の加算が続いてナーバスになっている頃で、
できるだけ出費を減らしたいという気持ちが大きかったです。
地鎮祭をやらなかった分、現場への差し入れに回そうという思いもありました。
やってもやらなくても、家の出来に影響はありません。
ただ、生きていれば不幸なことは必ず起こりますよね。
後で何か起こった時に、「地鎮祭をやらなかったせいだ…」と思う方は、やったほうがいいと思います!
地鎮祭は、思い出に残る行事としても良いですよね。
子どもがいたり、両親を呼べたりするなら良い経験になると思います。
私たちは夫婦2人だけなのと、夫が子どもの頃に経験済みだったのもあって、やらないことに決めました。
地縄立ち合い
地鎮祭を行わない場合は、自縄立ち会いを行います。
自縄立ち会いとは、建築予定地に縄を張り、建物の配置を確認することです。
当日の流れ
配置図面と地縄を見ながら、建物位置や高さ、駐車スペース等の確認を行います。
着工から引き渡しまでの工事工程について説明を受けます。
工事中の現場見学や、工事の休日、天候の影響等について説明を受けます。
HMと一緒に近隣挨拶に行きます。
当日レポート
地縄立ち合いは、晴れの日の午前中だったので、日影が全然なくて暑かったです。
3方を家に囲まれていますが、日当たり良好で安心しました。太陽光発電にも期待できそうですね!
そして、工事監督さんとの初対面でした。
その他には、担当の営業さん、設計士さんが来てくださいました。
工事監督さん主導で、①配置確認、②工程表確認、③工事に関する説明事項、質疑応答を行い、所要時間は30~40分程度でした。
地縄を見ると、「あれ?思ってたより狭い?」と感じる現象(地縄マジック)が良くあるそうです。
我が家は住宅密集地で、土地いっぱいに地縄が張ってあるからか、狭くは感じませんでした。
隣家との隙間が70cm程しかないので、そこが狭いな~という印象でした。
営業さんや、設計士さんからの連絡事項を聞いて立ち合いは終了。いよいよ近隣挨拶です。
近隣挨拶
近隣挨拶は、着工前のご挨拶と、工事でご迷惑をおかけすることのご説明を行います。
主にHMや工務店が主導で行うため、施主が一緒に挨拶周りするかは自由です。
ただし、実際に住むのは私たち施主自身であり、ご近所の皆様とは長いお付き合いになりますので、良好な関係を気付いていきたいですよね。
ご近所の皆様も、どんな方が住むのか気にっているはずですので、着工前のこのタイミングで挨拶に伺うことを推奨します。
挨拶する範囲
我が家は、隣り合っている8軒に挨拶に伺いました。
隣の1軒は売地だったため、その1軒先にご挨拶しました。
事前準備
お渡しする粗品は、お米にしました。
他には、サランラップやジップロックのセットが定番なようですね!
菓子折りは、不在の場合に外に置いておくのに気が引けたのと、
洗剤は、食洗器の有無で使うものが異なりますし、各家庭でのこだわりがあるかもしれないので、やめておきました。
タオルも定番ですが、HMがタオルを用意していたのでやめました。
事前に、HMが何を用意するか聞いておくことをおすすめします。
自分が貰う立場だと、あまりに気にしませんが、
渡す立場だと色々と考えてしまいますよね。
ちなみに、引っ越し時の挨拶では、こちらのティッシュをお渡ししました。
良いティッシュって何かきっかけがないとなかなか買わないので(我が家だけ?)、自分がもらえたら嬉しいなという視点で選びました!
地域によっては、町内会長の家など隣り合った家以外にも挨拶を推奨される土地もあるようなので、1,2個多めに用意しておくと良いでしょう。
挨拶の流れ
地縄立ち合いが終わった後、近隣挨拶に伺いました。土曜日の11時頃です。
早朝や夜間、食事時は避けることが望ましいですね。
工事監督さんが、ご挨拶、工事日程、工事でご迷惑をおかけすること等を説明し、連絡先等が書かれた紙お渡ししていました。
その後、「施主の〇〇様です」と誘導いただいたので、スムーズに挨拶できました。
「〇〇と申します。どうぞよろしくお願いいたします。こちらよろしければお召し上がりください。」と言って、粗品をお渡ししました。
雑談をしたり、「この辺のことは聞いてください」と仰ってくださる方がいたり、皆様、人当たりが良くてとても安心しました。
不在の家について
8軒中2軒が不在でしたので、時間をおいて再度伺うことにしました。
当日の16時頃に再度伺ったところ、2軒とも直接ご挨拶することができました!
(ここでも不在であれば、お手紙と粗品をポストに入れる予定でした。)
この時は、工事監督はいなかったため、改めて自分たちで挨拶を行いました。
「近隣に家を建てることになりました○○と申します。〇月〇日に着工、〇月頃完成予定です。騒音や通行止め等でご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。」
工事監督がポストに連絡事項を記載した紙と粗品を入れていてくれたので、スムーズに挨拶することができました。
やはり、お互いにどんな方かわかるので、できるだけ直接挨拶することをおすすめします。
まとめ
近隣挨拶、すごく緊張しましたが上手くいって良かったです。
我が家の体験が、これから家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。
次は、いよいよ着工です!